五十肩 (肩関節周囲炎)

< 症 状 >
40代〜60代前半に多くみられ肩関節の痛みと動きの制限を伴い、ひどい時には安静にしていても痛むことや夜間に激しく疼く(夜間時痛)こともある。 日常生活においては、衣服の着脱・体や髪を洗う動作・腕をあげる動作に制限がかかる。
< 当 院 で は >
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)には急性期、慢性期、回復期の段階があり、症状に合わせて鍼治療、急性期を過ぎればマッサージ・運動療法も取り入れ少しでも早い回復をめざします。

◇◆◇ 60歳 男性 ◇◆◇
【 主 訴 】
 五十肩(肩関節周囲炎、石灰性肩炎)
【 症 状 】
 夜間時痛、肩の可動域に制限
 安静時にも痛む、服が着れない
【 治 療 お よ び 治 療 目 標 】
レントゲンで石灰沈着が認められました。肩関節周囲炎には、いくつか種類があり、石灰沈着が起こると 完治が難しいケースも多いです。
治療としては、まず始める前に完治は難しいかもしれないことを、患者さんに告げました。
その上で、肩が真っ直ぐ挙がらないまでも、動かす際に痛みが出ず、可動域 を日常生活に支障がでないぐらいまで戻すことを目標に治療を行いました。

肩関節周囲炎の段階
痙縮期 → 拘縮期 → 回復期
各段階ごとに治療内容は異なります。
鍼、灸、電気鍼、そして家でもできる運動で回復までを いかに早くできるかがポイントです。長い人では1年程かかる人もいますが、 この患者さんは5ヶ月ほどで、目標が達成できました。 痙縮期、拘縮期には無理に動かさないことが大事です。 回復期は逆にリハビリ(運動)が大事になります。
【備考】
この冬は肩関節周囲炎の方が多く来院されました。冬はやっぱり冷え込み、動きが少なくなるので 当疾患の引き金になるのでしょうか? 肩関節周囲炎には種類があるので、完治する種であれば、早い段階で治療されることがおすすめです。

◇◆◇ 60歳 男性 ◇◆◇
【 主 訴 】
 五十肩
【 症 状 】
10ヵ月前から左肩の痛み、関節可動域の制限、夜間の激しい痛みがあり五十肩と診断を受けた。
【 治 療 】
夜間の痛みを改善する為、肩回りに鍼、灸、電気鍼で固まった筋肉の緩和、温めの治療を施した。
【 経 過 】
3回目の治療後以降、痛みが改善されてきた。
8回目以降、痛みが出なくなったと主張。
痛みが徐々に薄くなってきたと同時に、肩の関節可動域を広げる為にストレッチも行い、現在ではほぼ正常に動かせるぐらいまでに回復しています。
※五十肩では肩に違和感を感じ始めた時点で治療を行うことが早期回復につながります。長い人では1年以上かかる人もいますので、早めの治療が重要です。